おはようございます。
ブログ管理人のsatoiです(´︶` )
大久野島シリーズもずいぶん続けてきました。
今日の内容、もしくは写真は、
私なりに刺激が少ないような記事にするつもりですが、
それでも可哀想なウサギを見たくない方は見ないで下さい。
遠慮なく「✖」を押して閉じて下さい。
人それぞれ感覚は違いますからね。
🐇
※死骸などは載せてませんが、傷だらけのウサギが多く登場します。
世の中には「見ない方が幸せ」「知らない方が幸せ」なこともあります。
私は自分が載せたいから載せるだけで強要するつもりはありません。
癒してくれるウサギさんのイメージを壊したくないのであれば、
おススメはしません。
少しでもゾクッとしたら「✖」でブログを閉じて下さいm(__)m
🐇🐇
島の掃除をしている時、傷だらけになりながら
頑張って生きようとしているウサギ達を沢山見てきました。
自然の中で生きていくということは、とても過酷です。
でもここは偽りの自然。
それでも産まれてきた命は一生懸命に生きようとします。
どんなに辛くても苦しくても。
外敵に襲われたら助からないと分かっていても・・・。
🐇🐇🐇
ペレットをあげていたら目が爛れている子がきました。
こんな状態じゃ瞬きも大変でしょう・・・。
ペレットをすぐ傍に置いてあげました。
ゆっくり、ゆっくり食べていました。
少し噛み合わせも悪そうな感じがします。
でも、音には敏感ですぐに食べるのをやめて
離れてしまいました。生きていくのに必死です。
緩い傾斜にこちらにお尻を向けている子が。
写真では分かりずらいかもですが、後ろの
右足を浮かせていて動けないんです。
もし骨折しているのなら、この子はもう生きて
いけないでしょう。
こちらをジッと見つめて動かない子がいました。
この子も体調が悪そうです・・・。
とても痩せていました。たぶん寄っていく
気力もないのかもしれません。
ただ、こちらを見つめていました。
道の途中で、窪みに埋もれている子。
近くに行っても微動だにしません。
あきらかに様子がおかしいのでそのまま後にしました。
が、観光客の集団がやってきて「かわいい」とか
「写真撮ろう」とかでガヤガヤ騒ぎ出して、
その子は窪みから逃げるように出てきてしまいました。
すると、その子の前足が!?・・・(╥﹏╥)
。。。
枯れ木のところに2羽の子ウサギ。
1羽は鼻のまわりが爛れて苦しそう。
でも、ピッタリ2羽は寄り添っています。
何とも言えない光景。
頑張って生き抜いて欲しい。
後ろ左足が完全に骨折しています。
引きずりながら移動していますが、もう素早くは
動けないでしょう。必死に頑張っています。
夕方にペレットをあげていたら、
顔がヒドい状態の子が来てくれました。
もう目が見えない上に、そこから膿が沢山
流れ出ていて辛そうです(´;ㅿ;`)
でも一生懸命、ペレットを食べます。
やっぱりこの子も音にとても敏感。
すぐに反応して行ってしまいました。
来てくれて、ありがとう・・・。
頑張って生き抜いて下さい( ´;ㅿ;`)
左目は見えてない感じで左耳は齧られています。
それでも縄張り争いで戦っていました。
たくましい子です。頑張れ!!
木陰の水飲み場でまた目が爛れている子が。
うさぎは目に菌が付きやすいんですよね。
清潔にしている飼いうさぎでも目は、
やられやすいですから。
。。。
私の勝手な予想。
最初に注意的な文章を載せましたが、
ここまで見ている方は多いことでしょう。
「大久野島」編にしてからアスセスが毎日増えてますし。
写真はもう載せないことにしました。辛い。
文章だけで簡潔に。
腫瘍であちこちが膨れ上がった子。
口の周りが齧られて骨がむき出しの子。
耳の片方が完全にない子。
もう・・・その日しか生きていけない重症な子。
。。。
みんな、みんな、頑張って生きています。
生き抜こうとしています。
いつかの記事で載せました。
誰かが言った「うさぎの楽園」と。
何にも見ていないからそんな事が言えるのでしょう。
ウサギを見下しているからそんな事が言えるのでしょう。
金儲けで人を集めたいからそんな事が言えるのでしょう。
。。。
瀬戸内海の綺麗な夕日。
明日には島を経ちます。
10年ぶりに大久野島へ来てから
私は「怒り」と「悲しみ」と「苦しみ」と
あまりの自分の無力さに涙を流しましたよ。
(╥﹏╥)
✨✨✨
11月24日 ~中國新聞より抜粋~
「ウサギ島」として知られる広島県竹原市忠海町の
大久野島で観光客たちが集まる広場や道路周辺に姿を見せる
ウサギの数が少なくなっている。島を所管する環境省は
「新型コロナウイルス禍で餌を与える観光客が減ったため、
植物を求めて生活圏を山中に移した可能性がある」とする。
繁殖力が弱まる可能性もあり、個体数の調査を検討する。
🏝
私から言えることは「確実にウサギの数は減っている」こと。
そして「減少傾向にある」こと。
なぜか?
それは過去から現在に至るまでの大久野島と兎を調べて
未だに終わらない工事や公開していない事を調べれば
分かることですけどね。
では。
今回はこの辺で。