モコ

第37話 ありがとう・・・モコが旅立った日 

「さあ、モコ綺麗にしようね~」と妻がクシで目の周りを整えます。

目の周りは常に目ヤニでガビガビになってしまうので綺麗にしました😄

この日、2010年の4月16日はモコの誕生日です💕

前回のお話からは、病院の通いを続けること1年。

8歳を越えて、

無事に9歳の誕生日を迎えることが出来ました🥰

ハッピーバースデー、モコ!!!💕💕💕

9歳のお誕生日おめでとう!!!✨ヽ( ´∀`)人(´∀` )ノ✨

余命宣告よりさらに1年も長生きしてくれました。

凄いねモコ!頑張ったねモコ!とたくさん褒めてあげましたよ。

🐇🐇🐇

この時のモコの体重は約1キロないぐらい。

そう・・・もう体が限界なんです・・・。

本当に・・・よく9歳まで頑張ってくれました・・・。

※ここからは簡略化して記載しますが、それでも辛い内容になります。

この誕生日の後、モコの容体が急激に悪化していきました。

腫瘍は大きく腫れあがり片足が上がってしまうほど。

眼球からの粘液で眼が閉じられなくなったり、

体力なんてほとんど無いのに急激なローリングの繰り返し。

動かないように狭いキャリーの中に入れて

タオルで固定するんですが、小さい鳴き声混じりで

苦しそうに荒い呼吸をしていました。

病院に連れていこうにも、この状態で数時間も耐えられる

気がしませんでした。前もって先生には処置の方法は聞いて

いましたが、やはりもう見守ることしか出来なかったんです。

食事も完全に出来ないので強制給餌をしてみましたが、

逆流してしまう・・・。

もう飲みこむ力さえも無くなっていたんです。

キャリーの中で固定されてじっとしているモコを傍に置いて、

数日後・・・

モコが突然暴れだしたので、

ふたりで「モコ!モコ!」と叫んだら、

「キュー」という小さい声を出して動かなくなりました。

すぐにふたりでモコを抱きかかえて号泣しましたよ。

「頑張った!」

「本当によく頑張った!」

「お疲れ様、お疲れ様」

「モコ・・・ありがとう」

「ありがとう、ありがとう・・・」

この時にね。

抱いていた腕の中のモコの体から、何かが抜ける感覚がしたんですよ。

今でもあの感覚ははっきりと覚えてるんです。

言い方は悪いですが、

「生き物」が「モノ」になっていく感覚・・・。抜け殻になった感覚・・・。

その時に「モコは本当に死んでしまったんだ」と確信して、

私はさらに号泣してしまいましたよ。

ふたりで泣いては、

落ち着いて、

またモコの亡骸を見て、

わんわん泣いて、

こんなに涙を流したのは赤ちゃん以来じゃないかな?w

その後もふたりで目が真っ赤に腫れても泣き続けました。

2010年5月3日 モコ永眠。

🌝

その夜、

モコを温かいお湯で綺麗に洗ってあげて、

ふたりで可愛い棺桶を作って、その中にモコを優しく入れて

うちらと一緒に最後の夜を過ごしました。

✨✨✨

これで、モコのお話は終わりとなります。

私のうさぎとの生涯を全37回に渡って紹介しました。

最後まで読んで下さって、本当にありがとうございました。

モコとの出会いは、私の人生に多大な影響与えてくれましたし、

この先のウサ人生の大きなバックボーンとなっています。

そしてのちにお迎えする3羽めの子「みかん」でさらに

私は多くのことを学んで、概念の壁をぶち破ります。

余談ですが、

この時、私は精神的な病気を患っており養生中でした。

しかしモコを失うショックで再発してしまうんですよw

でもね。頑張って復活したんです。

精神的落ち込みが底までいって、そこから這い上がってきた時の、

自分自身に気付くと、もの凄い力が出るんですよ。ふふふ・・・

🐰

今後のシリーズは「みかん編」をするつもりですが、その前に

「うーさん、モコ」の番外的なことも予定しています。

うーさんと妻の笑える出来事とか、

モコと私の変態的な話とかw

モコが旅立った後の話とかね。

新しい取り組みも思案中です。お楽しみくださいませ。

では。

ご愛読ありがとうございます。

管理人のsatoiでした😀

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