おはようございます。管理人のsatoiです(´,,•ω•,,`)
今日の内容は辛い内容となっています。正直、私も打っていて辛いです。
でも、これは見て見ぬふりはしていけない事だとも思っています。
「ブログを通して知ってもらう」それを思いカテゴリー分けまでしたのですから。
はっきり言って、大久野島はうさぎが苦しみながら頑張っている島です。
私の目には、そうとしか見えませんでした。
動物の命の大切さや尊さも考えずに、自分の癒しの為に訪れる観光客。
その反面、大久野島のうさぎ達を救おうと努力している人もいます。
その割合は9:1。優しく言って9:1ですよ。
細かくしたら、救おうとしてる人達は1に満たないです。
もう初めてきた時の穏やかな環境ではなくなっているんです。
いや、私達が訪れる前からそうなっている気がしました。
それがメディアを通して押し寄せた人々によって
急激に悪化したのでしょう。
さて、
では島のつづきです。
🐇
大久野島は一応「ウサギしかいない島」ということになっています。
鳥類は飛んで来れますから、それは省きます。
しかし、私達が訪れた10年前から今年の2020年までに
いろいろな動物達が島に住み着いて繁殖しています。
その原因を作っているのは他ならぬ「人間」
はっきり言えば「観光客やその他」とも言い換えられます。
立ちが悪いのは「その他の人」これは意図的に別の動物を持ち込んで
島に放す人がいます。有名どころでは「ネコ」など。
検索してもらえれば詳しく知ることが出来ますが、
ちょうど私達が訪れた後ぐらいに増え始めています(¯―¯٥)
島を訪れた人のSNSでも、見かけたという情報を流してます。
休暇村のスタッフたちは何匹か捕まえて保護しているらしいですが、
それでも島には数匹いるらしいのです💧
休暇村のスタッフは「なぜこんなことをするのか見当もつかない」と
言っていましたが、
イヤイヤ、分かるでしょ!面白いから放してるんですよ。捨てる為に
放してるんですよ。そもそも島への上陸検査がガバガバなんですよ。
だから、こんな残念なことになっているんです(¯―¯٥)
ネコほどの柔軟性と素早さがあれば、巣穴にも入り込むこともできるし、
子ウサギ程度のスピードではひとたまりもありません。
でも、ネコ目線に立ってみれば、住みにくいことは明らかです。
野生に適応したネコではなく、飼われていたネコ。もしくは
住宅街に住むようなネコなんですから。
突然、島に捨てられたら、いきなりサバイバル状態。とても
繁殖できる余裕などないです。にもかかわらず数匹捕まるというのは
何度も頻繁に放されている証拠ですよ。
どっちも人間の身勝手なことで被害を受けているんです( ゚Д゚)
そもそも、この島のうさぎ達も人間が持ち込んだ、いわば被害うさぎ。
人間が勝手に作りだし、曖昧な管理を良しとして、
起こるべくして起きたことなんです。
🐇🐇
うさぎ島ということで、ここにうさぎを捨てる人が後を絶ちません。
うさぎの習性をしっかりと知っていれば、まず捨てるなんて思わないでしょう。
かわいい見た目で、ぬいぐるみ感覚で飼い、その大変さから捨てる。
しかも野生に戻るのだから幸せになると思ってる。
罪悪感など無いのでしょう。そうでなければ捨てません。
島に捨てられたうさぎがどうなるかは習性を知っていれば、
生きていけないことは火を見るよりも明らかです。
島育ちのウサギは縄張りを持ち、そして強いのですから。
この写真は現地で撮った写真ですが、私が撮ったのではなく、
昔、大久野島にいた子を別の方が撮った写真です。
分かるでしょうか? この子は「たれ耳のホーランドロップ」です。
他にも、長毛種などもいたことがあるらしいです。が
大久野島に見かける子は、全てが立ち耳で地味な色が多い。
そう・・・。飼いうさぎとして生まれた改良品種は絶対に生きていけません。
立ち耳の子でさえ、必死に頑張らないと生きていけないのですから。
「うさぎの楽園」
大久野島とは、そういうところと宣伝しているのを見かけました。
は?どういうことでしょうか?どういう意味で楽園ですか?
観光客が、人が、うさぎを弄んで楽しむところを楽園と
呼ぶのでしょうか?
私は大久野島に行った数日間、ずっと苦しい気持ちで過ごしていました。
妻は茫然として現実を飲み込もうと必死でした。
ふたりで笑顔で島にいましたが、うさぎの話はほぼしていません。
帰ってきてから、まとめて話し合おうと思ったからです。
兎に角、ここで出来ることをしようと、
二日目、三日目は出来ることをしてきました(別記事にします)
旅行したと感じたのは当日だけです。
🐇🐇🐇
今日は文章ばかりで嫌になったのではないでしょうかw
実は今回の記事はかなり省略しています。かなり過激な文章を
打って長文だったのを、妻に自重してと言われて短くしました。
それだけ私は頭にきていて怒っています( ゚Д゚)ゴラァ!
なので、明日もまたつづきます。
問題はとても大きく、そして闇深く、
これからの大久野島を考えさせられました。
では。
今回はこの辺で。